この度、転職に伴い、溜まっていた有給をまとめて取得しアメリカ、オレゴン州のポートランドに二週間滞在してきました。ホームステイをしながら現地の語学学校に数回通い、ホストファミリーやその知人、友人達と交流しながら語学力の向上に努めてきました。
ポートランドは、全米住みたい街ナンバーワンに選ばれた都市であるという知識は耳に入っていましたが、そこまで念入りに下調べすることもないまま、日本を発ちました。
まずご紹介するのは、ダウンタウンの街並みです。
ダウンタウンにある、シアター(映画館というより演劇場)の看板。ランドマークのようです。
アメリカ最大規模の書店。新品と中古が同じ棚に陳列されており、アメリカらしい豪快な書店でした。
ポートランドの合言葉(?) 風変わりなままでいよう!
ポートランドは区画が整然と整備されており、旅行者にとっても目的地を探しやすいです。特にダウンタウンはかなりコンパクトにまとまっており、徒歩で回りきることができます。また、公共交通機関が発達しており、車がなくても不自由することなく暮らすことができます。
街のコンパクトさ、発達した公共交通機関というのが、住みたい街ナンバーワンの大きな所以でしょうか。
また、ポートランドはダウンタウンから1.2時間ドライブすれば雄大な自然を味わうことができます。私も滞在中、ホストマザーに何度もドライブに連れて行ってもらいました。
マルトノマ滝。昨年の山火事の影響で上に登ることはできませんでしたが、下から眺めるだけでも迫力がありました。
ピトック邸という名所からの眺め。奥に見えるのが、マウント・フッドという山で、どことなく富士山に似ています。ポートランドの人は、マウント・フッドが見えるこの景色を誇りに思っているようでした。
少し都市部から離れますが、オレゴンコーストという海岸にも連れて行ってもらいました。
この雄大な自然は、ポートランドに住む人たちの日常の一部になっており、週末には家族や友人とハイキングやドライブに行くのが当たり前とのことです。
滞在中には、NBAの試合を生で観戦することもできました。
迫力、盛り上がりが凄い!!良い思い出となりました。
二週間という短い期間でしたが、親切なホストファミリーのおかげでポートランドという街を堪能してきました。私にとって初めてのホームステイであり、緊張もありましたが、本当に有意義なものになりました。
現地の家族の一員として、日常生活を送ることでしか得られない発見が数多くありました。食事や家事、買い物や近所付き合い、家族のあり方や宗教。
自分が日本で暮らしている時には、当たり前と考えていたもの、さらに言えば当たり前と考えることすらせず、何気なく毎日繰り返していたことが、海外に行くと全く違うことを肌で感じました。
二週間という短い期間しか滞在できませんでしたが、この二週間で私にとっての「世界」は少し広くなったと思います。人生にとって貴重な二週間になることは間違いないです。
そして、肝心の英語についてですが…私はポートランドに行くまで、半年間マシマ・インターナショナル(MIC)でお世話になりました。ビジネスクラスを受講していましたが、発音等の基礎の基礎から丁寧に指導していただき、英語の力を高めていただきました。
英語の勉強をしている際、「本当に自分は英語の力がついているのか?」と感じる瞬間が多々あります。そしてその不安は、実際に英語を使わなければならない環境に飛び込むことでしか払拭できないのです。
タイミングに恵まれたこともあり、今回二週間のホームステイを真島先生に手配していただくことができました。二週間という期間では、ネイティブ並みに英語を話せるようにはなりません。しかし、「英語でコミュニケーションをとることができる」という自信を掴むには充分でした。
同時に、自分が伝えたいことを上手く伝えられず、もどかしい気持ちになる場面も多々ありました。さらに英語の勉強を続けていくモチベーションとなりそうです。
半年前、迷いながらもMICの体験レッスン申し込みの電話をしたことをよく覚えています。あの時に一歩踏み出したからこそ、こうして貴重な体験をすることができました。
この記事を読んでいる方の中には、英語の勉強を始めることに迷いがある人もいるかもしれません。私もそうでした。
英語を学び直すなんて恥ずかしい、なんて考えている人もいるかもしれません。私もそうでした。
そんな私でも半年後には、英語を勉強してよかったと自信を持って言うことができるようになっています。
取り留めのない記事になってしまいましたが、私がポートランド滞在初日にホストファミリーから言われた言葉でこの記事を終えたいと思います。
Don’t be shy!!