ポートランドの緯度は、だいたい札幌と同じくらいです。人口は60万人で、街の規模も、地形的にも、新潟市と似ているところがあります。新潟の中心を信濃川が、流れているのに対し、ポートランド市内の中心には、ウィラメット川が流れています。ポートランド市は、オレゴン州の最大の都市でもあります。
同じ国の中でも、アメリカ50州の内、消費税がかからない州が5州あり、オレゴン州もそのひとつです。他には、Delaware、Montana、New Hampshire、そしてAlaskaでも、消費税がかかりません。因みに、日本では消費税を、consumption taxと言いますが、アメリカでは、sales taxと言います。
ポートランドはもう一つ大きな川に接しています。コロンビア川です。
この川の向こう側は、ワシントン州。そうです。有名な、シアトルのある州。で、買い物をする際、わざわざ、コロンビア川を渡って、ポートランドまで来て、買い物をする方々も多いとか。シアトルのsales taxはだいたい9.6%。オレゴン0%。
そのコロンビア川を見下ろす絶景スポットが見渡せる山の中腹に、歴史的建造物、ビスタ・ハウスがあります。
この展望台は、ポートランド側にあり、目の前の川の対岸が、ワシントン州です。
コロンビア川のヨットハーバー。
自然豊かなポートランド郊外で、創立1900年、1世紀以上の歴史を持つ、老舗コーヒー焙煎メーカーのBoyd’s Coffee に立ち寄って、芳醇な香り豊かなコーヒーを味いました。
左から、弊社のUSAでの提携先(US-J CONNECT)会長、真島、北越高校副校長、北越高校理事長。
ハワイは、マカダミアンナッツが有名ですが、オレゴン州はヘーゼルナッツが有名。ヘーゼルナッツのフレーバーコヒーも是非、味わっていただきたいです。
また、クリスマス・ツリーに使われるモミの木の生産量が、全米で一番多いのが、オレゴン州。それ故、オレゴン州の車のナンバープレートには、モミの木が描かれています。
視察に行った時期は、クリスマスも近い時期で、各ホテルは、クリスマスの準備に、大忙しでした。
アメリカのクリスマスでは定番のお菓子、ジンジャー・ブレッドで制作された、有名な建造物のミニチュアがホテルのロビーに展示されると、地元のTV局、アナウンサーがロビーで実況中継を始め、どこからかあらわれた、多くのアメリカ人で、ロビーは、大いに盛り上がっていました。
ホテルでの朝食はアメリカで、流行っているEgg Benedictを。
1週間の視察期間は、あっという間に過ぎましたが、大変、収穫の多い視察旅行でした。ポートランドには、訪れていただきたいスポットが、たくさんあるのですが、是非、と思う個所を次の稿(No.4-4)でご紹介して、今回の訪問記を終わりたいと思います。
(No.4-4)に続く→→→