マシマ・アキコの一口メモ “国際交流の形”- 「日本庭園」      日本文化を世界に! ―ボランティア通訳、ただ今募集中(庭園の英語説明は専門家が行います。)―

  30年くらい前、まだ、真島が、自分の会社設立の前で、フリーで、新潟県知事の公式行事通訳を務めていた頃、諸外国から、視察団が来港される度に、県は必ず新潟県の産業についての説明会を開いていた。1時間くらいに渡る説明の折、新潟県の“錦鯉”が話題に上った。その当時は、まだ、世界には今ほど錦鯉が知れ渡っていなかった。

  通訳のメモを取りながら、私は心の中で、『まだ、誰も手掛けていない分野であるし、錦鯉を自分が世界に紹介できたら素晴らしいだろうに』と思った事だった。ただ、鯉は生き物であるので、余程、知識が無いとおいそれとは分け入れない分野、とも思っていた。

  それが今では、外国人のバイヤーさん達が、小千谷に移り住んで、錦鯉を海外のマーケットに紹介するまでになっている。ヨーロッパ、北アメリカ、アジアと、今では世界中に愛好家が増えている。

(撮影:真島 明子   場所:オレゴン州ポートランド市 日本庭園入口)

  そして日本庭園。私が、最初に日本庭園に目覚めたのは、新潟の要松園の社長、土沼隆雄さんが1988年に主催された「国際造園シンポジウム」において、アメリカ人の講演者の通訳を依頼された時からだった。現在、アメリカにおいて、日本庭園と公に認められている300の庭の中で、もっとも美しいと評価されているのが、オレゴン州ポートランド市にある「日本庭園―Japanese Garden」である。

  その作庭に関わった、第7代目のディレクターが土沼氏だった。この庭園は、ポートランド市民の要請で、日本から3年交代で8人のディレクターが作庭、並びに、アメリカ人に日本庭園の維持管理の技術を伝授しながら、28年かけて完成させたもの。山の中腹を切り開いて造成された見事な庭園である。詳しくは、是非、ネットで、「ポートランド市、日本庭園」と検索してご覧いただきたい!!もちろん、この日本庭園でも、小千谷の錦鯉が美しい姿を見せている。

  土沼さんのお蔭で、真島もポートランドの日本庭園や、フロリダのモリカミ博物館内にある日本庭園(ポートランドの日本庭園の2代目のディレクター、栗栖宝一氏の作庭で、東京ドームの14倍の広さがある。)等、見学する機会を得た。今、日本庭園は、世界的なブームとなっており、各国に、日本庭園協会が出来ている。

撮影:真島明子 場所:ポートランド市 日本庭園 セミナーハウス 設計:隈研吾氏

*隈研吾 「和の大家」と称される日本屈指の建築家 (アオーレ長岡も氏の作品)

           ー ボランティア通訳募集中!-

  ■今回、ボランティアを募集しているのは、環太平洋園芸協会(本部、カリフォルニア)と北米園芸協会主催の「日本庭園巡りツアー」(大変人気で、毎年、すぐに定員に達するとの事)で、40名程のアメリカ人が、東北の庭、並びに新潟県の庭の見学に訪れる為である。新潟には、4月21日、22日、23日と滞在され、その後、京都に行かれるグループと帰国の途につかれるグループとに分かれるとの事。ボランティアの方々には、ご都合のつく日時のみのご参加で大丈夫、との事。

  ■新潟での行程は下記の通り。庭園に関する説明は、専門家が英語で行うので、ボランティアの方々には、側面の気配りをしていただければOK。新潟の庭巡りをしながら、アメリカ人としばし歓談、、、というような雰囲気でしょうか。

  ■庭園巡りの際は、土沼さんのご長男で、土沼直亮さん(ワシントン州シアトル大学にて、園芸学を修得)が、ご一緒される。今回の行程にある「旧齋藤家別邸」の庭の管理ディレクターを2年間務められたので、旧齋藤家の英語通訳は多分、直亮さん。彼が、旧齊藤家の庭の管理ディレクターをされていた折、毎日のように外国人の来訪者があったとの事。そんなに広く海外にPRが行き渡っているのか、と嬉しく思うとともに、不思議だった。

  ■エピソード:と、あるデンマーク人は、小千谷の錦鯉を視察に来られ、その後、パンフレットで、旧齋藤家の事を知り、新潟まで足を運ばれたとの事。旧齊藤家では、直亮さんと意気投合。この縁で、直亮さんは、件のデンマーク人から、デンマークで開催されるJapan Weekの際に、日本庭園のプレゼンとミニチュアの日本庭園の作庭を依頼され、後日、渡欧!!

  ■直亮さんは、スウェーデンにも招かれて、庭の作庭をされておられる。また、彼は、昨春、今回の日本ツアーの主催者である、北米園芸協会主催のシンポジウムにも招待され、日本庭園とその作庭技法についてのプレゼンも行っている。まだ、30代前半の青年ですが、異文化の国の人々に日本の文化を凝縮したような日本庭園の紹介によって、日本の伝統美を海外の方々に理解していただく役を果たしておられる。

(撮影:真島明子 ポートランド市 日本庭園のTea Houseにて。 お抹茶と和菓子)

       ー    ボランティア通訳、問い合わせ先! ー          

 ■前述のボランティア申し込みは、弊社(マシマ・インターナショナル(株)

 TEL 025-244-0155 E-mail:mashima@nifty.com HP: http://mashima-mic.com)か、

 直接、告知をしてくださった、下記、要松園:土沼直亮様までお願いします。

************************************************************

                                ー   アメリカ人ご一行のスケジュール -   

  ■  旅程   4月21日(日)移動日 午後山形から新潟へバス移動(月岡に宿泊)

                4月22日(月)午前新発田・清水園見学、ピア万代で昼食?その後、十日町越後妻有で 芸術祭常設展見学(月岡に宿泊)

               4月23日(火)午前旧齋藤家別邸見学、その後、沢海・北方文化博物館見学。その後市内自由見学(月岡に宿泊)

  ■  入館料:  各施設の入館料は以下の通りになります。

     清水園600円(団体料金適用)

     旧齋藤家別邸240円(団体料金適用)

     北方文化博物館700円(団体料金適用)

  ■  時間はまだ不確定ですが、22日、23日共に9時半~10時に庭園見学をスタートして、午前中一杯散策といった感じになると思います。詳しくは主催者よりご連絡頂き次第ボランティア参加希望者の皆様にアナウンスしたいと思います。

   (*真島補足:今回のツアーに同行される「環太平洋園芸協会」の前会長は、土沼直亮さんが、シアトルの植物園で、実際の園芸業務に携わった際の上司です。)

       以上、現時点でわかる範囲の情報ですみませんが、宜しくお願い申し上げます。

———————————————————————————————————–

株式会社 要松園コーポレーション  土沼 直亮(どぬま なおあき)

〒950-0953新潟市中央区大島40番地  電話:025-285-5088  FAX:025-284-8062

メール:n.donuma@yoshoen.co.jp ホームページ:www.yoshoen.co.jp 

Facebookページ:www.facebook.com/yoshoencorporation/

以上です。 

場所:アメリカ ワシントン州 シアトル植物園