No worries if prepared. ― マシマ・アキコの一口メモ ー災害に備えて、各自治体で、ハザードマップを外国語で作成の動き!

  新潟県長岡市の場合は、英語、中国語(簡体字)、ベトナム語、そして、やさしい日本語で、冊子が用意されており、今年度版は、先頃、ようやく上記言語の翻訳が、弊社で完了し、一般公開となりました。

【中国語(簡体字)版、英語版、ベトナム語版、やさしい日本語版】  

   たまたま、昨日は、6月16日で、新潟地震から57年目。地震の発生時刻は、13時1分41秒。昨日のこの時刻に、新潟市内では、スマートフォン、タブレット等、警告のブザーが鳴ったのではないでしょうか?その当時、新潟の中心部に住んでいた私達家族は、家が半壊になった為、ひと月程、知人宅へ避難。父は自家用車の中で、過ごす日々となりました。当時、東京の親戚は、救援物資として、わざわざ”水”を東京から持ってきてくれました。水道管があちこちで、破裂していましたから、”命の水”です!

   ハザードマップが作成される言語を見ると、どの国の方々が、その土地に多く住んでおられるのかが、わかりますね。

ベトナム語と中国語(簡体字)版

やさしい日本語版と英語版

   各冊子の表紙には、「どうしてこのマップをつくったのか」と、各言語で、書かれています。

「自分で自分の命を守りましょう」「自分の家族や近くの人の命を守りましょう」

やさしい日本語版

   近年、日本に滞在する外国人の方々も多くなり、簡単な日本語なら、読めるという方々も増えている今日、漢字にルビを振り、言い方も簡単にし、いわゆる、「やさしい日本語」というカテゴリーに属する日本語でも、冊子が、出来上がりました。身近な、外国人の方々にも、このような冊子の存在を知らせてあげてください。

   「備えあれば憂い無し」は日本のことわざですが、英語でも存在しています。 No worries if prepared (備えあれば憂い無し。英文も日本語と全く、同じですね!). とか、Look before you leap(飛ぶ前に、見よ). と言ったりします。

   その他、同意で、下記のような表現がありますので、状況によって選んで使ってください。

   It’s good to have a shelter against every storm ( あらゆる嵐に備えて避難所を用意しておくと良い). とか You can never be too prepared (準備に、備えすぎるという事は、無い). とか Prepare first, laugh later ( 準備が先、笑いは後). 等。 他にもまだあります:Chance favors the prepared mind (好機は、備えた心に味方する). 、Be prepared, and you’ll have no regrets. (準備しておきなさい、そうすれば、後悔する事は何も無い). Forewarned is forearmed ( 前もって警告されれば、前もって準備ができる). Prevention is better than the cure (予防は.治療に勝る). とも言えます。

   この機会に、様々な日本語のことわざが、英語でどんな訳になっているかチェックするのも、違う文化圏の方々の発想法を知るよすがになり、楽しいと思います!!