先日、アメリカ人講師と話していたときのこと。
「よく日本人は“I think” を ” ・・・” って言うんだよね。」
・・・ちょっと聞き取れなかった。えっ?何??
「“I think”と言っているんだろうけど、(ジェスチャーを加えながら) “I sink” の発音になっている。Megumiも注意しなね!心の中で笑われてるかもしれないよ!」
みなさんお分かりですか??
“I think” 「私は~だと思う」と言いたいときに、ネイティブに “I sink” というと、ネイティブは、「私は沈む」と言っていると思うそうです。
これは大変!!全然意味が違ってきてしまいます!
think もsink もカタカナで書いたら、「シンク」で終わりですが、英語では全然違います!!
発音記号では、think は /θɪŋk/ 、sink は /sɪŋk/ と異なり、thの発音は必ず舌を歯と歯の間に挟めて、舌を口の中に引っ張りいれるときに出る音。sは歯と歯を重ねてその隙間から息を出して発音します。
英語がグローバルな言語になってきているので、様々な発音も耳にしますし、ネイティブのような発音でなくても伝わる英語が話せればいいという議論もありますが、音の出し方の基本は身に着けておくべきだと思っています。間違えると、意味が変わってしまいますからね!
私もネイティブの発音が聞き取れなかったことを反省しつつ、日々訓練中なので、みなさんもがんばっていきましょう!
Thank you! もSink you! ではダメですよ!人が逃げていってしまいます!!